沖縄の「めがね先生の整体院」は、正しい体の使い方を覚えて、腰痛・肩こり・姿勢の歪みなどを根本から改善する整体です。

妊娠中の「力み」が気になるあなたへ ─ 無理なく整える呼吸と姿勢のヒント

妊娠中の体のこわばりや姿勢の負担が気になる方へ(イメージ)

妊娠中の「こわばり」「息の浅さ」は、あなたのせいではありません

妊娠中は、体のバランスが変わりやすく、普段よりも「肩に力が入る」「背中が張る」「腰が疲れやすい」 などの感覚が出ることがあります。

たとえば、

  • 気づくと呼吸が浅い
  • 立つだけで腰や背中がつらい
  • 寝る姿勢が落ち着かず、体に力が入る
  • 「リラックスして」と言われても、どうすればいいか分からない

こうした悩みは珍しいことではありません。
まずは「力みやすい状況が続く時期なんだ」と捉えてOKです。

最初に大切なこと:この記事は医療の代わりではありません

ここは誤解がないように、はっきり書きます。
この記事は、診断や治療の指示を行うものではありません。妊娠中の体調や分娩に関する判断は、主治医・助産師など医療者の指示を最優先にしてください。

また、体調に不安があるときや、普段と違う症状があるときは、整体より先に医療機関へご相談ください。

「力み」は悪者ではない。けれど“続く力み”は疲れやすさにつながります

力みは、体を守るために必要な反応でもあります。
ただ、力みが長時間続くと、呼吸が浅くなったり、支える場所が偏ったりして、疲れやすさが増えやすくなります。

そこでこの記事では、「力みをゼロにする」ではなく、「力みっぱなしを減らす」ための考え方を、やさしくまとめます。

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“正しく頑張る”よりも、
“ラクに支えられる形”を増やす。
妊娠中は特に、この発想が大切だと考えています。

日常で試しやすい「力みを減らす」3つのヒント(無理はしない)

ここからは、日常で“試しやすい”範囲のヒントです。
痛み・息苦しさ・気分不良が出る場合は中止し、必要に応じて医療者へご相談ください。

ヒント1:まず「吐く」を長めにしてみる

「吸う」を頑張るより、吐く息を少し長めにしてみてください。
目安は、鼻からでも口からでもOKで、苦しくない範囲でゆっくり。

  • 背すじを伸ばそうとせず、座りやすい姿勢でOK
  • 吐く息で、肩が少し落ちる感覚があれば十分
  • 「できてるか」を気にしすぎない

ヒント2:足の「三点支持」を“軽く”意識する

立っているときに、足裏のどこか一部だけで頑張ると、上半身に力が集まりやすくなります。
そこで、足裏の「かかと・親指の付け根・小指の付け根」の3点に、ふわっと体重が乗る感じを探してみてください。

これは「強く踏む」話ではありません。
“乗っている場所が散る”だけで、体は少しラクになりやすいです。

ヒント3:「胸を張る」より、首と肩がラクな位置を優先する

妊娠中は「良い姿勢にしなきゃ」と思うほど、胸を張りすぎて背中や腰が張ることがあります。
そんなときは、首と肩がラクな位置を優先してみてください。

  • 顎を引きすぎない(首の後ろが固まるならやりすぎ)
  • 肩は後ろに寄せすぎない(力みが増えるなら中止)
  • 「きれいに」より「続けられる」を優先

当院でお手伝いできる範囲:妊娠中の“体の使い方”を安全に整理する

めがね先生の整体院では、妊娠中の方に対しても、医療の判断や分娩の指導は行いません
その前提のうえで、日常生活で負担が増えやすい「姿勢・呼吸・支え方」を、無理のない範囲で整理します。

具体的には、

  • 短時間のソフトな調整で、全身のこわばりをやわらげる(強い刺激は行いません)
  • 呼吸・足の支え・股関節の使い方など、日常で再現しやすい形を一緒に確認する
  • 「頑張りすぎる場所」を減らし、「支える場所」を分散させる
  • 家で続けられる短いセルフケア(安全な範囲)の提案

目的は、何かを“治す”と断言することではなく、日常の負担を減らし、ラクに過ごせる時間を増やすことです。

不安が強いときは、まず医療者へ(受診が先のサイン)

妊娠中は「念のため」が大切です。
以下のような症状がある場合は、整体より先に主治医・助産師、または医療機関へご相談ください。

  • 出血、強い腹部痛、規則的な強い張り
  • 急な息苦しさ、胸の痛み、意識が遠のく感じ
  • 強い頭痛、視界の異常、急なむくみ
  • 発熱や、我慢できない体調不良
  • 「いつもと違う」「不安が大きい」と感じる変化

当院でも、来院時に状態を伺い、必要に応じて受診のご提案を行います。

こんな方に、この記事を読んでほしいです

  • 妊娠中、体のこわばりや息の浅さが気になる
  • 腰や背中が疲れやすく、日常の負担を減らしたい
  • 強い施術ではなく、やさしく整えたい
  • 姿勢や呼吸など「体の使い方」を一緒に確認したい

まとめ:正解を決めるより、「ラクに過ごせる形」を増やしていきましょう

妊娠中の体は、日々変化します。
だからこそ「完璧な正解」を探すより、今の自分がラクに過ごせる形を少しずつ増やすことが大切です。

めがね先生の整体院は、医療の代わりをする場所ではありません。
その代わり、日常の負担を増やしている“力み”や“支え方の偏り”を、やさしく整理するお手伝いをします。

もし「一人で試してもよく分からない」「体が頑張りすぎている気がする」と感じた方は、無理のない範囲で当院をご利用いただければ嬉しく思います。

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