『グッと押しこめば骨の歪みが整う』『背骨をボキッとすれば姿勢が治る』――そう思ってしまうのは、テレビや雑誌、広告の影響です。
実際に骨が手で動くことも、形が変わることもありません。
その場で変化を感じても、一時的に筋肉が緩んだだけです。
整形外科医も、根拠がないため骨盤矯正や背骨矯正を治療としては行いません。
姿勢を本当に改善するには、正しい体の使い方を身につけ、筋肉が自然に正しく働くようにすることが欠かせません。
よくある「腰を落とせばいい」といった単発のコツだけの話ではありません。
呼吸・重心・連動まで含め、日常全体で活きる“体の使い方”を身につけます。
腰痛・肩こり・膝痛などの多くは、体の使い方のクセが原因です。
筋肉をほぐしても一時的に楽になるだけで、根本改善にはつながりません。
関節は消しゴムの角と同じで、同じ所に負担をかけ続ければすり減って戻らないのです。
放置すれば、将来は人工関節が必要になることさえあります。
だからこそ、正しい体の使い方を早く身につけ、痛みの改善と再発防止を目指すことが大切です。
体の使い方の習得には個人差があります。
1回で日常生活に活かせる方もいれば、数回かけて少しずつ定着していく方もいます。
必要以上に通う必要はなく、ご自身に合ったペースで学んでいただけます。
私は長年、整形外科で医師の指示のもと骨折や脱臼の治療、外傷後のリハビリ業務に携わってきました。
その経験から、どの程度の圧で体に触れると安全かを熟知しています。
そのため、無理な力を加えることなく、安心して受けられる優しい施術を提供しています。
回数券や高額な物販、無理な勧誘は一切ありません。
必要な時に必要なだけ通っていただけるよう、シンプルで分かりやすい料金体系を心がけています。