沖縄めがね先生の整体院

沖縄の「めがね先生の整体院」は、画像診断の尊重と“体の使い方”の最適化で、痛みを繰り返さない体づくりを支援します。

猫背を直す前に|肋骨の開きを止める呼気の使い方

肋骨の開きを止める呼気の使い方のイメージ

「猫背を伸ばそうとすると、かえってしんどい」という声

猫背を気にされている方とお話ししていると、よくこんな声をうかがいます。

「胸を張ってくださいって言われるけど、すぐ疲れて続かない。」

「肩を引くと、首や背中がよけいに痛くなる。」

その感覚は、とてもよくわかります。
背中だけを「無理に反らす」ような整え方だと、 肋骨が前に開いたまま・首肩に力が入りっぱなし になりやすいからです。

私は、猫背を整えるうえで「背中より先に、呼吸と肋骨」を見直すことが大事だと考えています。

背中だけを起こそうとすると、なぜつらくなるのか

「良い姿勢=胸を張る」と思って、
胸をぐっと前に突き出し、肩を後ろに引き続ける。
一見シャキッとして見えますが、このとき多くの方は、

という状態になっています。

こうなると、たしかに一瞬は「姿勢が良くなった気がする」のですが、
呼吸はしづらく、首・肩・腰には負担がかかり続けます。
その結果、「がんばって起こしたけど、続かない」「気づいたら元通り」になりやすいのです。

先に「肋骨を少し落とす」と、背が伸びやすくなる

そこで大事にしたいのが、 「背中を起こす前に、呼気で肋骨の開きを少し止める」 という順番です。

むずかしいことをする必要はありません。
椅子に楽に座り、片手をみぞおち、もう片方の手を下腹にあてます。

そして、口をすぼめて、ロウソクをやさしく吹くように3〜5秒かけて吐きます。
このとき、みぞおちが前に飛び出さないように、
「手の下で肋骨がほんの少し下がるかな?」と観察してみます。

吐ききったところで1秒だけキープし、
おへそを背中に向かって少しだけ近づけるように意識します。
お腹をギュッと固めるのではなく、
「お腹の奥で、ふわっと支えが起きる」くらいで十分です。

そこから鼻で軽く吸い直してみると、
肋骨を上に持ち上げすぎず、脇腹〜背中側にも空気が広がる感覚が出てきます。

不思議なことに、この順番を踏むと、
「胸を張っていないのに、背が勝手にスッと伸びる」
と感じる方が少なくありません。

猫背そのものより「呼吸のクセ」を先に整える

現場で見ていて感じるのは、
猫背の方の多くが、背中の問題というより 「胸で吸って、吐ききれないクセ」 を持っているということです。

胸だけで吸って肋骨が開いたままだと、
その下で筋肉がうまく支えに参加できず、
首・肩・腰など限られた場所で頑張るしかなくなります。

一方で、

という流れを作ると、
背中に力を入れていないのに、自然と猫背がほどけてくる方も多いです。

日常に混ぜやすいタイミングの例

呼吸の使い方は、「特別な時間」よりも、

といった形で、こまめに挟むほうが続けやすいと思います。

強く・長くやろうとしなくて大丈夫です。
むしろ、軽く・少なく・回数を分けてあげるほうが、
体が「この位置が楽だな」と覚えやすくなります。

それでも一人ではつかみにくいときは

ここまで読んでみて、
「やってみたけれど、いまいち感覚がわからない」
「呼吸を意識すると、かえって力が入ってしまう」
という方もいらっしゃると思います。

その場合は、 肋骨や背中まわりが過敏になっている・別の部分で代わりに頑張っている ことも多いです。

めがね先生の整体院では、いきなりトレーニングをするのではなく、
まずは短時間のソフトな調整で、肋骨まわり・首肩・背中のこわばりをやさしく落とすところから始めます。

そのうえで、

を、その場の動きの中で一緒に確認していきます。

猫背そのものを「形だけ」直すのではなく、
呼吸と肋骨の使い方から整えていくことで、
首や肩のこり・腰の負担も含めて、じわっと変えていくイメージです。

猫背や姿勢についてのより詳しい考え方は、
猫背矯正姿勢改善整体のページにもまとめています。
「呼吸から見直してみたい」と感じた方は、あわせてご覧いただければと思います。

そのうえで、実際の呼吸や座り方・立ち方を一緒に確認してみたいというときは、
どうぞ気軽にご相談ください。

関連: 猫背矯正姿勢改善整体腰痛運動連鎖の解説当院の整体理念

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