沖縄の「めがね先生の整体院」は、画像診断の尊重と“体の使い方”の最適化で、痛みを繰り返さない体づくりを支援します。

肩こりは“手”で決まる|動かす前の力みをほどくコツ

肩こりと手の使い方の関係イメージ

肩こりは肩そのものよりも、実は“手の使い方”で肩の力み方が決まることが多いです。

握り方・親指のはさみ込み・手首の反り癖(背屈)などが入口になって、前腕→上腕→肩甲帯へと力みが連鎖します。

この記事では、肩こりを悪化させやすい典型パターンと、30秒セルフチェック直し方のコツを紹介します。

肩がこる“手の力み” 代表パターン

30秒セルフチェック(その場で判定)

  1. 片手で軽くペットボトルを持つ。親指の力を6→3まで落としても落とさないで持てる?
  2. 横から見て、手の甲~前腕が一直線(手首が反っていない)かを確認。
  3. 肩を上げずに、肘を少し外に開く⇄閉じるを繰り返す。肩の筋張りが増えない?

どこかでつまづくなら、手が入口の力み連鎖が疑われます。

直し方のコツ(“手→肩”の連鎖を逆流させる)

① 握りの再学習:親指のはさみ込みをやめる

② 手首の中間位:反り固定をほどく

③ 前腕のねじれを解く:内外どちらの固定にも対応

④ “肩を上げる前”の予備動作

当院の進め方(肩こり×手の使い方)

  1. ヒアリング(作業内容・マウス/スマホ時間・利き手・既往)
  2. 使い方検査(握り・手首角度・前腕回旋・肩甲帯の連動)
  3. 短時間の調整(過緊張のリセット)+その場で動作の上書き
  4. 道具別の微調整(マウス/キーボード/スマホの持ち方を実際に)
  5. 30秒セルフチェックの基準を共有(戻りの自己判定)

よくある質問

Q. 肩をマッサージすれば良くなりますか?
A. マッサージで一時的に軽く感じることはありますが、 手→前腕→肩の使い方(力みの連鎖)は変わりません。 根本を変えるには入口(手)からの動作の上書きが必要です。

Q. 握力が弱いのですが、軽く持つと不安です。
A. 親指で挟む“強いつまみ”ではなく、指腹+手のひらで面を作ると小さな力でも安定します。

Q. デスク環境は何を変えれば?
A. 手首は中間位、肘は少しゆとり、マウスは掌で包む形へ。キーボードは手前を上げない(反り癖を助長しない)。

Q. 受診の目安は?
A. 夜間痛・発熱・広がるしびれ・脱力感などは医療の評価が先です。

まとめ

肩こりは肩だけを揉んでも使い方は変わりません。 まず“手の使い方”を整え、手→前腕→肩の動作を上書きしてから肩を動かすことで、 日常でも変化を保ちやすくなります。

当院では、検査→短時間の調整→その場の上書き→道具別の微調整まで一連で行い、日常で再現できる形に落とし込みます。

関連: 肩こり首の痛み運動連鎖の解説姿勢改善整体当院の整体理念

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