しびれ・力が入らない・夜にズキズキして眠れない――民間ケア(整体・マッサージ・整骨院・鍼灸など)より先に医療の評価が必要な「要受診サイン(レッドフラッグ)」を簡潔にまとめました。迷ったら早めの受診、緊急性が高い場合は119番を。
119番通報を検討すべきサイン(至急)
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突然の片側の麻痺・しびれ・ろれつが回らない・片目の見えづらさ(脳卒中疑い)
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胸の痛みが強い/押しつぶされる・背中や左腕・顎へ放散する、冷や汗・吐き気を伴う
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激しい頭痛が突然起こった(“経験したことがない”強さ)
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外傷後の強い痛みや変形、感覚消失・力が入らない
- 意識障害・けいれん・呼吸苦など全身状態の急変
今日〜数日のうちに受診すべきサイン
- 夜間痛が強い/安静でも増悪する痛み
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しびれが範囲・強さともに進行している/脱力が出てきた
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排尿・排便のコントロール低下(尿が出にくい/失禁)や会陰部のしびれ(馬尾症候群疑い)
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発熱・悪寒・体重減少など全身症状を伴う痛み
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がん治療中・免疫抑制・糖尿病があり、原因不明の痛みや腫れが続く
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ふくらはぎの腫れ・熱感・痛み(片脚)、長時間の不動後に悪化(血栓疑い)
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目の痛み・視力低下・視野の欠けなど急な視覚症状
部位別の“要注意”ヒント
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腰〜脚:足に力が入らない/足首が落ちる・つまずく、排尿排便の変化、広がるしびれ
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首〜腕:握力低下、手の巧緻性低下(ボタンが留めにくい等)、片側の感覚低下が進む
- 肩:夜間痛が強く持続、発熱や発赤・腫れを伴う
受診先の目安
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至急(上段の症状):救急(119)または救急外来
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しびれ・脱力の進行:脳神経内科/整形外科(脊椎)
- 胸の痛み:循環器科・救急
- 発熱+関節の強い痛み・腫れ:整形外科/救急
受診時に伝えると早いポイント
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始まり方(突然/徐々に、きっかけ)と時間経過
- 部位・広がり・強さ(0〜10の数字で)
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随伴症状(発熱・吐き気・視覚言語の変化・排尿排便の変化 等)
- 既往歴・内服薬(血液をサラサラにする薬など)
- 外傷の有無(いつ・どれくらい)
整体の守備範囲(安全第一)
上記の要受診サイン(レッドフラッグ)がある場合は民間ケア(整体・マッサージ・整骨院・鍼灸など)よりも受診が先です。要受診サイン(レッドフラッグ)がない筋骨格系の不調では、当院は短時間のソフト調整と“脱力×連動”による使い方の上書きで、再発しにくい体の使い方づくりを支援します。
Q&A
Q. しびれは少しだけ。様子見でも大丈夫?
A.
範囲や強さが広がる/力が入りにくいが出たら受診が優先です。変化が乏しく軽度であれば、姿勢・呼吸・動作の調整が有効なケースもあります。
Q. 夜だけ痛いのは疲れでしょうか?
A.
夜間痛が強い・安静でも増悪する痛みは評価が必要です。発熱・体重減少・広がる神経症状を伴う場合は早めに受診を。
当院でのサポート(要受診サイン(レッドフラッグ)なしの場合)
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使い方チェック(呼吸・肋骨・三点支持・股関節ヒンジ・肩のすくみ・重心移動)
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短時間のソフト調整で体のこわばりをゆるめ、お尻×体幹が働く土台づくり
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実践トレーニング:時間をかけて日常動作へ“上書き”。ホームワークもご用意します。
まとめ
しびれ・脱力・夜間痛には、民間ケア(整体・マッサージ・整骨院・鍼灸など)より先に医療が必要なサインが含まれます。突然・進行・全身症状は要注意。迷ったら早めに受診し、要受診サイン(レッドフラッグ)がない範囲では使い方の上書きで再発しにくい体へ整えましょう。
※本記事は一般的な情報提供です。診断は医療機関で行われます。
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