こんにちは、めがね先生です。朝に肩が重い・夜中に肩がつらくて目が覚める――そんな方は、「腕の置き場」と「枕の高さ」を整えるだけで楽になるケースが多いです。写真なしで再現できるように、要点だけをまとめます。
仰向け:肘は体の“真横”、手はみぞおち〜骨盤の上
- 肘は体側に沿わせて“真横”へ(肩より前に出さない)
- 手はお腹の上:みぞおち〜骨盤の上あたりで軽く重ねる
- 枕は「後頭部+首の軽い支え」:顎が上がりすぎ/引きすぎない
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肘が前に出ると肩がすくみ、僧帽筋が硬くなりやすい。真横に戻すだけで首肩が緩みます。
横向き:抱き枕or大きめタオルを“胸の前”で抱える
- 上側の腕は胸の前で“抱える”(肩より前方へ行き過ぎない)
- 枕は「鼻先が水平」目安:低すぎ→首が傾く/高すぎ→すくむ
- 膝の間にクッションがあると骨盤が安定し肩が楽
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上腕の重みを胸前で受けると、肩先に荷重が集まらず夜の痛みが減ります。
避けたい姿勢と代替
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うつ伏せ長時間 →
首のねじれが強い。横向き+抱き枕へ切り替え
- 片手で頭を支える → 肩すくみ固定。枕で高さを作り手は胸前へ
- スマホ寝 → 顎引きすぎ/前突。就寝30分前は画面オフがベスト
枕の高さの“簡易基準”
- 仰向け:顎と喉のラインが自然/鼻先はやや下を向く程度
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横向き:胸骨~鼻先が水平(鏡で横顔を確認すると失敗しにくい)
- 朝に肩〜首が張るなら「もう1~2cm」調整(タオルで微調整可)
仕上げ:30秒の“肩をすくめない呼吸”
- 鼻から吸って、肋骨が横へ広がるのを感じる
- 吐くときも肩は静か(上下させない)
- 寝入る前に3~5呼吸でOK
受診の目安
- 夜間痛の悪化やしびれ・脱力を伴う場合
- 外傷後の痛み、発熱を伴う痛み
自力調整で変わらない場合は、肩甲帯や肋骨の硬さ、呼吸パターン、寝具サイズ不一致などが背景にあるかもしれません。院では呼吸・姿勢・重心・連動をまとめて整え、日常動作に落とし込みます。
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肩こり整体のご案内(めがね先生の整体院)
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