沖縄の「めがね先生の整体院」は、正しい体の使い方を覚えて、腰痛・肩こり・姿勢の歪みなどを根本から改善する整体です。

在宅・デスクワークの肩こりは「イス×モニターの3基準」でまず整える

こんにちは、めがね先生です。

「揉むと軽くなるけど、結局また張ってくる…」――そんなデスクワークの肩こりは、 作業環境の初期設定から見直したほうが早いことが多いです。今日は、院内でも最初にお伝えしている “3つの基準”だけをシンプルにまとめます。道具は今あるものでOK。

1)座面の高さ:足裏が「べったり」つくか

  • かかと・母趾球・小趾球の三点が床に軽く触れているか
  • 膝は股関節より少し低く(太ももは水平〜やや下がる)
  • 足が浮くなら足置きを使う(雑誌や段ボールで十分)

→ 骨盤が立って、肋骨が動きやすくなります。結果として首や肩の過緊張が抜けやすい。

2)肘の位置:体の「真横」にあるか

  • 肘は体側に沿わせて肩から垂直に下ろした位置
  • キーボードは体に近く、手首は反らさない
  • 肘が前へ出やすい人はアームレストやクッションで支える

→ 肘が前へ出る=肩がすくむ合図。僧帽筋・肩甲挙筋が張りやすくなります。

3)モニターの高さ:目線の「やや下〜同じ」

  • 画面上端が目線と同じ〜少し下
  • ノートPCは台で持ち上げ+外付けキーボードが理想(書籍で代用OK)
  • 画面までの距離は腕を伸ばした先くらい

→ 頭が前に滑らず、首の負担がぐっと減る。

仕上げ:30秒だけ「肩をすくめない呼吸」

  • 鼻から吸って、肋骨が横に広がるのを感じる
  • 吐くときは肩を上げない(静かな肩のまま)
  • 3〜5呼吸でOK。45〜60分ごとにリセット

「深呼吸=肩を上げる」になっている人が多いです。肋骨が横に広がる感覚がポイント。

よくあるつまずき(と、即対策)

  • 座面が低くて骨盤が寝る → 足置き or 座面アップ
  • ノートPCを机にベタ置き → PCスタンド or 本を積む
  • マウスが遠くて肩がすくむ → マウスは体の近くへ
  • 呼吸で肩が上下する → 肩は静か、肋骨だけ横に

こうしておくと“揉み直し”が減ります。「筋肉の張り」よりも、張りが起きやすい条件(座面・肘・画面)を先に直す。これだけで、肩に頼らない姿勢が勝手に作られます。

それでも変わらない場合は、イスや机のサイズ不一致、眼精疲労、肩甲帯や肋骨の硬さなどが背景にあるかもしれません。院では 呼吸・姿勢・重心・連動をまとめて整え、日常動作に落とし込みます。
肩こり整体のご案内(めがね先生の整体院)

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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