SNSやまとめサイトの健康ネタは、心強いヒントにもなれば混乱の元にもなります。
ここでは“レッドフラッグ(要注意表現)”と、安全な読み替え方をコンパクトにまとめました。
気になる健康情報を見つけたときは、完璧に見抜こうとしなくて大丈夫です。ざっくり5つだけ、心の中でチェックしてみてください。
ひとつめは、「誰が発信しているか」。学会や公的機関、医師や専門職なのか、それとも商品の販売ページや匿名アカウントなのかで、受け止め方は変わってきます。
ふたつめは、「どう証明しているか」。ただ「論文があります」「エビデンスがあります」と書いてあるだけでなく、研究の規模や比較対象がきちんと示されているかどうかです。
みっつめは、「どんな条件の人に当てはまる話なのか」。効く人・効かない人、副作用や注意点の説明があるかどうかを見てみます。
よっつめは、「他と比べてどうなのか」。一つの方法だけを持ち上げて、他の治療法や標準治療を極端に下げていないかどうか。
さいごは、「メリットとデメリットの両方が書かれているか」。良いことだけ並んでいて、都合の悪い部分に一切触れていない情報は、少し距離をおいて眺めてみる価値があります。
5つ全部をチェックできなくても、どこかで「ん?」と引っかかるところがあれば、一度立ち止まるサインにしてみてください。
「よさそう!」と思う情報に出会ったときも、まずは投稿どおりに全部・全力でやらずに、量は半分・痛みは0〜3/10までを目安に、軽くお試しするところから始めてみてください。
その中で鋭い痛み・しびれ・夜間痛が出るようなら、そこでいったん中止です。しびれや脱力、片側だけの強い痛み、発熱やケガのあとに腫れや熱感が続くといったサインがあれば、自己判断で続けるよりも、まずは医療機関での評価を優先していただきたいところです。
姿勢や骨格についての情報も同じです。「胸を張る」「ぐいっと反らす」といった形だけの矯正に頼るより、呼吸で肋骨を下げる→お腹の張り(腹圧)→足裏の支え→股関節から曲げるといった動きの中身を整えていくほうが、からだを傷めにくく、現実的な変え方になります。
Q. どの情報を信じればいい?
A.
複数の一次情報(公的機関・学会・ガイドライン)と、仕組みの説明がある解説を基準に。体験談は参考までに。
Q. 自分には何が合う?
A.
からだは個別性が大きいです。痛みや姿勢の背景(使い方・仕事環境・既往歴)を踏まえた個別の評価が近道です。
めがね先生の整体院では、ネットの情報だけで「これが正解」と決めつけるのではなく、まず今の症状やお仕事・スポーツの環境、これまでの経過をうかがいながら、呼吸・重心・からだの連動といった「使い方」の面から整理していきます。
そのうえで、からだ全体のこわばりをやわらげる短時間のソフトな調整と、日常生活の中で無理なく続けられる少しの意識やミニルーティンを一緒に組み立てていきます。
情報に振り回されるのではなく、ご自身のからだの感覚を手がかりにしながら、「これなら続けられそう」という現実的な選び方を一緒に探していければと思っています。
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※本記事は一般的な情報提供であり、診断・治療に代わるものではありません。強い痛みや不安がある場合は、医療機関の受診をご検討ください。