SNSやまとめサイトの健康ネタは、心強いヒントにもなれば混乱の元にもなります。
ここでは“レッドフラッグ(要注意表現)”と、安全な読み替え方をコンパクトにまとめました。
要注意ワードと安全な読み替え
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「たった1回で完治」「即日で元通り」
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からだは学習で変わるもの。一時の軽さと定着は別の話です。
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「医者は教えない」「科学が隠す真実」
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対立をあおる表現。一次情報(学会・公的機関)や複数の信頼できる情報源も確認を。
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「誰にでも効く」「副作用ゼロ」「100%安全」
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個人差とリスクは必ずあります。条件・例外の説明がない情報は慎重に。
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「骨のズレ/歪みが一瞬で治る」
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骨の形は施術で変えられません。楽さは使い方の変化で説明されることが多いです。
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「デトックスで万病が治る」
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万能化は危険サイン。原因は多因子であるのが普通です。
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「論文で証明済み」(出典なし)
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証拠の質はピンキリ。研究デザイン・対象数・対照群の有無まで確認を。
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「◯◯するだけで痩せる/猫背が直る」
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「だけ」は要注意。生活全体の積み重ねで変わります。
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体験談がほとんど(※個人の感想です)
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参考にはなるが因果の証拠にはなりません。仕組みの説明があるかを見ましょう。
3分でできる“見極め”チェック
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誰が発信?(学会/公的機関/医療職か、営利目的のみか)
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どう証明?(出典明記・研究の質・サンプル数・再現性)
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条件は?(効く人/効かない人・副作用・禁忌の記載)
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比較した?(対照群・他の治療との比較、相関≠因果の区別)
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バランスは?(メリット/デメリット両方に触れているか)
“すぐに試す”前の置き換え
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NG:投稿をそのまま全量で実施
置換:
半分の量・痛み0〜3/10を上限に。鋭い痛み/しびれ/夜間痛は即中止。
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NG:痛みが強いのに自己流で継続
置換:レッドフラッグ症状(しびれ・脱力・夜間痛/発熱・外傷後の腫れなど)があれば医療機関へ。
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NG:「胸を張る」など形だけの矯正に頼る
置換:呼気で肋骨を下げる→腹圧→三点支持→股関節ヒンジのような動きの中身を整える。
Q&A
Q. どの情報を信じればいい?
A.
複数の一次情報(公的機関・学会・ガイドライン)と、仕組みの説明がある解説を基準に。体験談は参考までに。
Q. 自分には何が合う?
A.
からだは個別性が大きいです。痛みや姿勢の背景(使い方・仕事環境・既往歴)を踏まえた個別の評価が近道です。
当院でできること(短時間×実践)
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現状の見立て:症状・仕事/スポーツ環境・使い方(呼吸/重心/連動)を整理
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短時間のソフト調整:からだのこわばりをやわらげ、動作練習の土台づくり
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実践トレーニング:日常に落とし込める少しの意識とミニルーティンを一緒に作っていきます
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※本記事は一般的な情報提供であり、診断・治療に代わるものではありません。強い痛みや不安がある場合は、医療機関の受診をご検討ください。