手首(小指側)の痛み:TFCC

小指側の手首痛(TFCC)を、その場しのぎにしない方法で改善へ。

「ねじると痛い」「手をつくとズキッとする」「重い物で不安定感がある」――そんなお悩みに。

当院は姿勢・呼吸・重心・連動を整え、ねじる・支えるの基本動作から見直します。

施術は必要なポイントだけを短時間。そのうえで日常で続けられる使い方へつなげます。

関連: 手首の痛み(ハブ)腱鞘炎ドケルバン病手根管症候群

約50分
検査+施術+使い方の確認
無理な矯正なし
安心・安全を重視
体の使い方を習得
日常へ段階的に復帰

なぜ“その場しのぎ”になりやすいのか

保護やもみほぐしだけでは、肩〜体幹の不安定さ重心の崩れ手首だけで回す使い方が残り、再発しやすくなります。

体幹と肩甲帯の不足

肩が落ちると手首でねじりを代償。呼吸×肋骨×肩甲帯を整え、土台を安定。

重心ラインと荷重

小指側に横荷重が偏ると尺側にストレス。中立位を基本に、手のひら全体で支える感覚へ。

非連動の動作

前腕・手首だけで回すクセは再発の温床。体幹→肩→肘→前腕→手の順序とタイミングを整えます。

当院のアプローチ|TFCC由来の手首痛

検査と評価

  • 姿勢・可動域・重心・基本動作(ねじる・支える・持つ)を確認し、負担の原因を整理
  • 医療機関ではありません。外傷や強い炎症、不安定性が疑われる場合は医療機関での評価をご提案します。

施術

  • 胸郭・肩甲帯・肘前腕・手関節の滑走性と関節の自然な遊びを引き出すソフトな手技
  • 首・背中・前腕の過緊張を整えて、手首への集中負荷を分散
  • 強い刺激や無理な矯正等は行いません/短時間で負担を抑えます

強い刺激・長時間のマッサージ・無理な矯正は、かえって回復を妨げることがあります。刺激量は一人ひとりに合わせて調整します。

使い方の確認

大切なのは、日常で再現できる使い方です。小さなコツを積み上げます。

  • 肩と体幹の安定(すくめすぎ・反りすぎを減らす)
  • 中立位を基本に、端の角度で強く回さない・支えない
  • 道具や容器は体の向きで角度を作る(手首で微調整しない)
  • 握りすぎない(必要最小限の把持で小指側の張力を抑える)

初回の流れ

1

カウンセリング・検査(約10分)

困る局面(ねじる・支える・持つ・PC等)・目標を共有。姿勢・可動域・動作を確認し、必要に応じて医療機関での評価をご提案します。

2

施術(約5〜10分)

過敏部位を避けて全身の連動を引き出すソフトな手技で、手首の負担を減らします。

3

使い方の確認(約25〜30分)

日常で続けやすいポイントをお伝えし、その場で体の感覚が変わることを一緒に確認します。

料金

メニュー 内容 料金(税込)
初回 カウンセリング・検査・施術・使い方の確認(約50分) 12,000円
2回目以降 状態に応じた施術+体の使い方の調整(約30〜50分) 12,000円
※ 自費施術です/現金・各種キャッシュレス対応可
※ 症状や目的に関わらず、初回・2回目以降も同一料金です。

ご予約

どのような手首(小指側)のお悩みがあるかお聞かせください。

よくあるご質問

ねじる・体重をかけると小指側が痛い。どれくらいで楽になりますか?
医療機関の指示がある場合はそれを最優先してください。
当院では痛み・可動域・肩甲帯と体幹の安定・荷重の偏りを確認し、無理のない範囲で再開する目安をお伝えします。
強い腫れ・熱感・夜間痛・明らかな不安定感は先に医療機関へ。
自宅では何をすれば良いですか?
器具は不要です。
姿勢・呼吸・重心・連動の要点を、今の状態に合わせてシンプルにお伝えします。
やり方や回数は来院時にわかりやすくご案内します。
スポーツや家事・PC作業はいつからOK?
安静時〜軽作業で痛み0–1/10、作業後24時間で悪化しない、中立位で怖さが増えないことを目安に。
個別の範囲は来院時に一緒に整理します。

アクセス

豊見城市を中心に、沖縄南部〜中部・北部からもご来院いただいています。

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