① ドケルバン病とは?
ドケルバン病は、親指を動かす腱(短母指伸筋腱・長母指外転筋腱)が手首の腱鞘を通る際に炎症を起こし、痛みを伴う腱鞘炎の一種です。
特に親指側の手首に痛みが発生し、物をつまむ・握る・親指を広げるなどの動作で悪化しやすくなります。
ドケルバン病の主な症状
- 親指側の手首の痛み・腫れ
- 物を持つ・握る・ひねると痛む
- 親指を動かしたときの違和感や引っかかる感じ
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フィンケルシュタインテスト(親指を握り込んで手首を小指側に倒す)で強い痛みが出る
ドケルバン病の主な原因
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親指の使いすぎ(PC・スマホ操作、ピアノ、ゴルフ、テニスなど)
- 妊娠・産後、更年期(ホルモンバランスの影響)
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手首に負担がかかる動作や姿勢(家事・抱っこ・デスクワーク)
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体の使い方の問題(肩や腕の使い方が悪く、親指に負担が集中する)
② ドケルバン病の一般的な治療法
整形外科では、ドケルバン病の治療として以下のような方法が取られます。
- 安静・固定(サポーター・テーピング)
- 消炎鎮痛剤の処方(湿布・内服薬)
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ステロイド注射(炎症を抑えるが、繰り返すと腱の組織を弱める可能性がある)
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手術(肥厚した腱鞘を切開し、腱の通りを良くする)
ただし、これらの方法で改善しない場合や、手術をしたけれど痛みが残るケースもあります。
そういった方に向けて、当院では体の使い方を根本から改善する整体アプローチを提供しています。
③ 当院の整体でできること
凝り固まった筋肉を緩める
ドケルバン病の痛みが続く背景には、親指や手首だけでなく、前腕・肩・肩甲骨周りの筋肉の過度な緊張があります。
整体によって筋肉のバランスを整え、不要な負担を減らすことで、手首への負担を軽減します。
痛みが集中しない体の使い方を習得する
多くの人は、親指に頼りすぎた動作を無意識に行っています。
当院では、
- 肩甲骨を使った正しい腕の動かし方
- 手首に負担をかけない物の持ち方・使い方
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指だけでなく体全体を使う動作のコツを指導し、長期的な負担の軽減を目指します。
④ 当院の整体でできないこと
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一瞬で痛みを取り去ること(急性期の炎症をすぐに消すことはできません)
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肥厚した腱を物理的に元に戻すこと(腱が腫れて厚くなった場合、すぐにスムーズに動くようにするには手術が必要なこともあります)
整体の役割は、痛みを繰り返さない体の使い方を習得し、手首の負担を根本的に減らすことにあります。
これは「悪くなった部位を切り取る」という意味ではなく、「その部位に過度な負担がかからないようにする」という意味での根本改善です。
⑤ 整体を受けるべき人
- 整形外科に通ったが、改善しない人
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手術をしたくない、または手術後も痛みが残っている人
- 長期的な根本改善をしたい人
- 手の使い方を見直したい人
⑥ 施術の流れと通院頻度
初回の流れ
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カウンセリング(生活習慣・体の使い方をチェック)
- 痛みの根本原因の分析(姿勢・動作を評価)
- 施術(筋肉を緩め、バランスを整える)
- セルフケア・動作改善指導
通院頻度の目安
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初回は、週1回×3~5回の施術で正しい体の使い方を習得。
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その後、痛みが軽減したら月1~2回のメンテナンス整体へ。
痛みを繰り返さないためには、整体とあわせて日常の動作を変えていくことが重要です。
⑦ 腱鞘炎とドケルバン病の関係
ドケルバン病は、腱鞘炎の一種です。
親指や手首の痛みが続く場合、他のタイプの腱鞘炎の可能性も考えられます。
手首や指の腱鞘炎について詳しく知りたい方は、以下のページもご覧ください。
腱鞘炎とは?