シンスプリントの原因と対策

Q シンスプリントという怪我に悩まされてます。

陸上部の女子です。

シンスプリントという怪我に悩まされています。

医者に行ってしばらく休むように言われました。

1ヶ月ほど休んだら、一時的に痛みがなくなりましたが、練習を再開して1週間ほど経ったら再び痛みが出てしまいました。

いくつかのサイトを調べてみましたが、無理せず休むべきだとか、我慢して走らないと治らないと書かれていることがあり、どの情報を信じていいのか分かりません。

怪我をどうやって治すべきか教えていただけないでしょうか？

A 回答

シンスプリントは下腿部に発生する痛みで、ランナーやアスリートによく見られる症状です。

以下に一般的なアドバイスをいくつかご紹介いたしますが、具体的な病状については必ず医師の専門的な意見を仰いでください。

シンスプリントとは

シンスプリントは通常、下腿の内側に位置する脛骨に痛みを引き起こします。

ランニングやジャンプなどの運動による反復的なストレスが原因と考えられています。

病状の程度によりステージが分かれ、正確な診断のためには医師の診察が不可欠です。

なぜシンスプリントが起こるの？

• 足が内側に入り込む
  歩行や走行時に足が内側に入り込むことが多いと、脛骨の内側に過度な負担がかかりやすくなります。
• 足が地面に当たる角度が不適切
  足が地面に当たる際、足首や膝が内側に向かって傾くことが多い場合、脛骨にストレスがかかりやすくなります。
• 足関節の動きの問題
  足関節が正常に動かないと、足が内側に入り込みやすくなります。

休息と治療

医師の指示に従い、充分な休息をとってください。

痛みが和らぐまで無理な運動は避けましょう。

また、アイシングや湿布などの対症療法も検討されます。

体の使い方や姿勢の見直し

シンスプリントの原因には体の使い方や不良な姿勢も関与しています。

当院では、個々の症状に合わせたアプローチで体の動かし方や姿勢の改善に取り組むことが可能です。

適切な靴と装備

運動時には適切な靴や装備を使用し、足への負担を軽減させましょう。

疲労骨折やシンスプリントの予防に役立ちます。

整体に通う目安

正しい状態に完全に戻すためには、初めに続けて3～5回（1週間に1回のペース）の施術がおすすめです。

これは、短期間に集中して施術を行うことを指します。

人間の体は本来、正常な状態に戻ろうとする働きがあります。

しかし、歪みや不調が長く続くと、その歪んだ状態が「普通の状態」となり、これを治すには何度かの施術が必要です。

この悪循環を断ち切り、良い状態を定着させるためには、初回から続けて3～5回（1週間に1回のペース）の施術が大切です。

改善が見られた後は、良い状態を維持するために月に1～2回程度のメンテナンス整体にシフトします。

初回施術から時間が空いてしまうと、身体が元の悪い状態に戻る可能性があるため、定期的なケアが重要です。