「家で何をすればいいですか?」へのお答え
「家でやればいいのでは?」に正直に答えます
よく聞かれます。
「家では何をすればいいですか?」
できるなら、自分でできたほうがいい。 通わなくてもできるなら、そのほうがいい。 その気持ちは、とてもよく分かります。
今日はその疑問に、正直にお答えします。
■ まずお伝えしたいこと
家でできることがないわけではありません。
ですが、体の使い方は“感覚の修正”です。
そしてこの修正は、 最初の段階では一人ではとても難しいのです。
■ なぜ一人では難しいのか
自分では、 どこに力が入りすぎているのか、 どこが使えていないのか、 どこで体の連動が止まっているのか、 ほとんど気づけません。
鏡を見ても分からないことが多いです。 動画を撮っても、細かな感覚までは分かりません。
気づいていたとしても、 実際にその場で修正するのはとても繊細です。
「力を入れすぎないように」と意識しても、 重さや抵抗がかかった瞬間に、 体はいつものクセに戻ります。
普段の動作―― 物を持つとき、ドアを開けるとき、車を運転するとき、 包丁を使うとき、荷物を引くとき。
体は無意識のクセで動いています。
だから私は、 実際に負荷がかかった状態で、 その場で確認し、 その場で修正しています。
その瞬間の力の入り方や、 連動の崩れを見ながら、 正しい感覚を体に覚えてもらいます。
■ 自主練が悪いわけではありません
家で意識することは大切です。
ですが、 正しい感覚がまだ安定していない段階で 自己流で続けると、 クセを強めてしまうこともあります。
「できているつもり」が 一番の落とし穴になることもあります。
■ 段階があります
体の使い方には段階があります。
最初は、 「その場で修正する段階」です。
次に、 修正が少なくなり、 正しい感覚が安定してきます。
そして、 負荷がかかっても崩れなくなったとき、 はじめて一人での取り組みが意味を持ちます。
ここまで来て、 本当の自主練になります。
■ 私が目指していること
通い続けてもらうことが目的ではありません。
自分で正しく使える体になること。
それが目標です。
ですが、 その段階にいくまでは、 一緒に確認する時間が必要です。
「通わないとできない体」にするのではなく、 「通わなくてもできる体」に育てていく。
そのための時間です。
一人でできる体になるまで、きちんと一緒に確認していきます。


