四十肩・五十肩はなぜ治り方に差が出るのか?
まず最初にお伝えしたいこと
- 四十肩・五十肩は人によって回復の進み方が違います
- 同じように腕が上がらなくても中身が同じとは限りません
- 痛みが強い時期と動きが固まりやすい時期では対応が変わります
- 可動域だけでなく、痛み方や体の使い方を見ることが大切です
四十肩・五十肩は、治り方に差が出やすい症状です。
同じように腕が上がらない。
同じように後ろへ手が回らない。
同じように夜に痛みがある。
初めて体を確認した時には、腕の上がりにくさや動かしづらさが、人によって大きく違わないように見えることもあります。
しかし実際には、回復の早さや痛みの残り方は人によってかなり違います。
同じ「腕が上がらない」でも中身が違います
見た目の可動域が似ていても、原因が同じとは限りません。
- 痛みが強くて動かせない
- 肩関節まわりが固くなっている
- 痛みへの不安で体が防御している
四十肩・五十肩では、同じように腕が上がらない状態でも、 その中身は人によって違います。
肩そのものが固くなっている方もいれば、 痛みへの防御反応で肩まわりに力が入り続けている方もいます。
初回の可動域だけでは、回復の早さを判断しにくいことがあります。
痛みが強い時期と固まりやすい時期があります
四十肩・五十肩は、時期によって対応が変わります。
- 痛みや夜間痛が強い時期
- 痛みは落ち着いても動きが固まりやすい時期
- 少しずつ動きが戻っていく時期
痛みが強い時期に無理に動かすと、 かえって肩まわりへ負担をかけることがあります。
一方で、動かさない期間が長くなると、 腕の上げにくさや後ろへの回しにくさが残りやすくなることもあります。
「動かせばいい」「安静にすればいい」と単純に決められないのが、四十肩・五十肩の難しいところです。
回復に差が出る理由
四十肩・五十肩の回復に差が出る理由は、ひとつではありません。
- 発症してからの期間
- 夜間痛の強さ
- 肩を守りすぎているか
- 痛いのに無理に使い続けているか
- 肩甲骨や肋骨、体幹の動きが使えているか
同じように腕が上がらなくても、 その背景には痛み・硬さ・防御反応・生活動作・体の使い方など、 いくつもの要素が関係しています。
そのため、可動域が似ていても、回復の過程は人によって違います。
見えているのは「腕が上がらない」という結果であり、その裏側にある条件は人によって違います。
肩だけを見ると判断を間違えやすくなります
腕を上げる動きは、肩関節だけで行われているわけではありません。
- 肩甲骨の動き
- 肋骨や背中の動き
- 体幹の安定
腕を上げる時には、肩関節だけでなく、 肩甲骨・肋骨・背中・体幹の動きも関係します。
肩甲骨や肋骨がうまく動かなければ、 肩関節だけで腕を上げようとして、肩に負担が集中しやすくなります。
大切なのは、肩が無理をしなくても腕を動かせるように、体全体の使い方を整えていくことです。
当院では可動域だけで判断しません
どこまで腕が上がるかだけではなく、なぜ動きにくいのかを確認します。
もちろん、肩の可動域は確認します。
しかし、それだけでは十分ではありません。
- 痛みが出る角度
- 夜間痛の有無
- 腕を上げる時の力み
- 肩甲骨や肋骨の動き
- 日常生活でつらい動作
こうした点を確認しながら、今の肩がどのような状態なのかを見ていきます。
痛みが強い時期には無理に動かさず、 動きが固まりやすい時期には必要な範囲で少しずつ動きを取り戻していきます。
四十肩・五十肩は、状態を見極めながら無理なく段階的に進めることが大切です。
こんな方に向いています
- 四十肩・五十肩で腕が上がらない
- 夜に肩が痛くてつらい
- 服の脱ぎ着や髪を結ぶ動作がつらい
- 痛みが落ち着いたのに動きにくさが残っている
- 肩だけでなく体の使い方から見直したい
可動域だけでなく、痛み方と動き方を確認します。
肩に負担が集中しにくい体の使い方を、 状態に合わせて一緒に練習していきます。
転倒後の強い痛み、急に腕が上がらなくなった場合、 しびれや脱力が強い場合は、まず整形外科など医療機関での確認をおすすめします。
四十肩・五十肩は、同じように見えて同じではありません。
沖縄・豊見城市で、四十肩・五十肩による腕の上げにくさや夜間痛にお悩みの方はご予約ください。

