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体を痛めず、長く演奏を続けるために

長年にわたって演奏を続けている人の中には、肩こり、首こり、腰痛、指・手首・肘痛、などを抱えている方も少なくありません。それらについて、「演奏している楽器の構造上、体に負担のかかるのは仕方がない」「職業病のようなものだから避けられない」と諦めている方もいらっしゃいます。

しかし、体の使い方、体に対する意識の持ち方を変えることで、慢性的な痛みを改善させてきた方はたくさんいらっしゃいます。痛みがある部分だけに注目してそこを改善させようとするのではなく、体全体の繋がりを見ていくことが、根本的な改善につながります。

通院頻度は
どれくらいが最適?

まずは続けて3~5回(短期間のうちに)その後、定期的なメンテナンス

不調の期間が長ければ長いほど、正しい状態に完全に戻すにはどうしても施術回数が必要になってきます。

また、人間の体には、自然に元の状態に保とうとする働きが備わっています。その結果、たとえ施術を受けて良い状態になったとしても、身体が「元の悪い状態=正しい状態」と勝手に認識し、数日で元の悪い状態に戻ろうとしてしまうのです。

POINT

まずは続けて3~5回(1週間に1回のペース)の施術を目安にして頂けますようお願いいたします。


改善後は、良い状態を維持するためにも月に1~2回程度のメンテナンス整体へとシフトしていくのがオススメです。


初回から施術間隔があいてしまうと、身体が施術前の悪い状態に戻ろうしてしまいます。


良い状態が保てるようになるまでは定期的にご来院ください。

あなたにこのような事を提供する事ができます

  • フォーカル・ジストニアの改善
  • 上手く脱力できるようになる
  • 腕や指を自由に使いやすくなる
  • あごが楽になる(顎関節症改善)
  • 地面から受け取った力を声や楽器に伝えやすくなる
  • 体全体で楽器を支えられるようになる
  • 声を出し続けても喉を痛める事が少なくなる
  • 首や腰、肩、肘、手首、指(腱鞘炎)の痛みなどがなくなる
  • アレクサンダーテクニークの正しいボディ・マップ習得

ご自身で愛用されている楽器をご持参いただけると、施術効果の確認も可能となり、施術効果も高くなります。

フォーカル・ジストニアでお困りの方へ

ジストニアでピアノが弾けずに困っている男性

フォーカル・ジストニアは神経性の症状で、鍛錬を要する職業の方が稀に発症するものです。フォーカルは局所、ジストニアは身体のこわばりや緊張と言う意味を持っています。

音楽家は、時に複雑な動作をハイスピードで繰り返すことを要求される、繊細な職業です。

極度に集中したトレーニングを長期間続けた結果、楽器を前にすると脳がストレスや緊張で過敏に反応してしまい、エラーを引き起こすのが原因ではないかと考えられています。

痛みがなく、突然指が勝手に動いてしまうという奇妙な症状は、究極の巧緻動作を繰り返す演奏家が高確率で発症するといわれています。

ジストニアとは

身体が意思とは関係なしに動いてしまう状態のことを不随意運動といいます。

ジストニアという病気は、無意識に筋肉がこわばってしまう不随意運動の一種です。

全身のあらゆる筋肉にジストニアは発症します。

ジストニアは、ジストニアの症状の分布に基づいて、局所性ジストニア、全身性ジストニアなどに分類されます。

ジストニアの症状は、手や足、首や体幹など様々な箇所に発症しますが、その原因は脳からの指令の異常にあります。

つまり、ジストニアは脳の問題なのです。

ジストニアの機序は,大脳基底核を中心とする運動ループの機能異常が考えられている.皮質運動野内抑制の障害,周辺抑制の障害,感覚運動連関の異常,神経可塑性の異常や小脳機能異常などの仮説もあるが未だ不明である

ジストニアの診断とボツリヌス療法 - 日本神経学会

身体感覚へのアプローチを行います。

脱力法、体軸調整法などで、無意識に自分にかけていたブレーキやアクセルがコントロールできることを実感して頂き、心身の緊張を取り除いたあとに、身体感覚の再構築を促します。

アレクサンダーテクニークも活用します。

アレクサンダーテクニークを活用した楽器演奏

音楽をする人にとって、「身体」は演奏の全てを担う楽器です。

しかし、その「身体」がこれまた謎が多く、いったいどうすれば思い通りになるのかはどんな教則本にも書いていないし、またどんな素晴らしい音楽や楽器の演奏家、先生に尋ねてもなかなか分かりません。

  • 姿勢を意識すると、呼吸を忘れ、
  • 呼吸を意識していると、フォームが崩れ、
  • フォームを意識していると、身体が硬くなり
  • テクニックを意識していると、姿勢の事を忘れ、
  • 手先を意識すると、重心のことがおろそかになり、
  • 重心のことに気を配っていると、自由に動けない感じがして、
  • etc…

大事なことはたくさんあるのに、その全てを意識したりチェックしたりできない。いったいどうすれば大事なことが全てバランス良く揃うんだろう?

そのひとつの答えが、アレクサンダーテクニークにあります。

アレクサンダーテクニークのボディマッピングという考え方

「ピアニストならだれでも知っておきたいからだのこと」によれば、正しくないボディマップは身体を動かすときに力みを生み出し、力みはピアニスト(その他の楽器の演奏家も含む)の傷みや故障の原因の一つとなるといっています。

《以下引用》


私たちは、自分の身体の大きさや体重、自分の身体部位の相対的な位置関係や、どこに関節があり、それがどう動いているかといったことを把握しているのです。

私たちの身体の位置や状態、動きは脳の中でしっかりとイメージされていて、このイメージを用いて全身の動きを協調させているのです。この脳内イメージこそがボディ・マップと呼ばれるものなのです。

ピアニストの多くは、腕というのは肩関節から始まるものだと思っています。つまり、肩を腕を分離してマッピングしていて、肩は胴体の一部、腕は胴体とは独立した別のものと考えているのです。肩と腕を別々にマッピングしているから、鎖骨と肩甲骨が固まってしまうのです。

肩甲骨と鎖骨を固めてしまうと、上腕の動きが実際に制限されてしまうので、動き自体がどんどん固くなり、その分、もっと動かさなければならなくなります。さらも、背中や肩、首の痛みが起こりやすくなります。


解剖学はとても難しいです。実際に解剖実習を受けたり、本物の人体の解剖動画を何度も見返す私でさえ、まだまだ知らないことはあります。それゆえ、これまで解剖学を学んでこなかった方がいきなり正しいボディ・マッピングを習得することはかなり困難だと思います。当院では正しいボディ・マップを懇切丁寧お伝えいたします。

当院の音楽家のための整体

楽器特有の姿勢が生んだ体のアンバランスを改善します

楽器特有の姿勢を長期間続けている事で、左右のバランスが偏った状態が身体に染み付きます。

こういった左右のバランスの偏った状態が、演奏していない時でも定着してしまいます。演奏時には必要となる姿勢であっても、日常においては決して良い姿勢とは言えません。

演奏時特有の姿勢で染み付いた筋肉や体の歪みを改善することで、肩こりや腰痛、手足の関節痛などの改善を目指します。

副交感神経を優位にし、脱力しやすい体にします!

「脱力は演奏の基本」とよく言われます。しかし、脱力がよいことはわかっているけど、どうすれば脱力できるのかわからない、と悩んでいる方が多いようです。身体的な脱力も、精神的なリラックスもそうしたいと思っていても難しいですよね。

そこで当院では全身の関節の動きを滑らかにし、その周囲の筋肉や筋膜をほぐすことにより、副交感神経を優位にし、脱力しやすい状態に体をもっていく施術を行います。その後に脱力するためのエクササイズを行います。

間違った身体の使い方が習慣化してしまうと

痛みや故障は、筋肉を緊張させたまま演奏することが原因で起こります。ここで言う「緊張(力み)」とは、筋肉が余分な仕事をすること、つまり、その作業を楽に行うために必要な量以上に筋肉が働いてしまうことです。

沖縄めがね先生の整体院は「緊張(力み)」のない身体の使い方の指導を得意としています。 脱力がよいことはわかっているけれど、どうすれば脱力できるかわからないと悩まれている方はぜひ当院へお越しください。

おまけ : 楽器演奏は脳にどのような効果をもたらすか

※ご視聴の際は、音声が出ますのでご注意下さい。