成長期の踵の痛み(セーバー病のケア)

成長期の踵(かかと)の痛みで運動がつらいお子さまへ。“その場しのぎ”にしないケアで、痛みの軽減と再発予防をめざします。

まずは医療機関での診断・治療方針の確認が前提です。

当院では、痛みの背景にある体重のかけ方・足部アーチ・アキレス腱の張力・着地と走り方を整え、 踵への負担を根本から減らします。

施術は必要なポイントだけを短時間で。そのうえで日常で再現できるフォーム練習を行います。

関連: こども整体オスグッド足底筋膜炎アキレス腱炎

約50分
検査+施術+フォーム練習
無理な矯正なし
安全・安心を重視
体の使い方を習得
根本改善+再発予防を両立

なぜ“その場しのぎ”になりやすいのか

シップやマッサージだけでは、踵に負担が集中する体の使い方が変わらないため、痛みが再発しやすくなります。

成長部位への繰り返し負荷

成長期の踵には骨が成長する場所(成長軟骨)があり、ここに強い引っ張りや衝撃が続くと痛みが出やすくなります。着地と体重のかけ方を整えます。

荷重ラインと足部アーチ

べた足・つま先重心・足趾の踏ん張りすぎは、踵や足裏に過剰なストレスを生みます。三点支持(踵・母趾球・小趾球)を再学習します。

走り方・体幹のコントロール不足

体幹や股関節が働かないと、足だけでブレーキと推進を行い踵に集中負荷。股関節主導の走り方・着地へ練習します。

当院のアプローチ|セーバー病のケア

検査と評価

  • 立ち方・歩き方・着地・足部アーチ・アキレス腱の張力をチェックして原因を見極めます
  • 当院は医療機関ではないため診断は行えません。外傷や強い炎症が疑われる場合は医療機関での評価をご提案します。

施術

  • 足底の滑走性距骨下・中足部の自然な遊びを引き出すソフトな手技
  • ふくらはぎの過緊張をやわらげ、踵への牽引ストレスを軽減
  • 強い刺激や無理な矯正等は行いません/短時間で負担を抑えます

※「やり過ぎ」は逆効果になることがあります。刺激はお子さまの状態に合わせて最適化します。

練習(フォームコーチング)

痛みの軽減と再発予防の要は、日常と運動時の使い方の修正です。

  • 三点支持の再学習と荷重ラインづくり
  • 足趾の分離と軽い押し出し(強く踏ん張らない)
  • 股関節主導の着地・走り方で衝撃を分散
  • 学校生活(通学・体育)と部活の段階的な復帰計画を共有

初回の流れ

1

カウンセリング・検査(約10分)

痛みが出る場面(通学・体育・部活)を共有し、姿勢・可動域・歩行/着地を確認。必要に応じて医療機関受診を提案します。

2

施術(約5〜10分)

足部〜股関節の連動を引き出すソフトな手技で、踵へのストレスを減らします。

3

フォーム練習(約25〜30分)

毎日続けやすい立ち方・歩き方・着地のコツをマンツーマンで練習。小さな気づきを重ね、通学や運動での変化を実感していきます。

料金

メニュー 内容 料金(税込)
初回 カウンセリング・検査・施術・練習(約50分) 12,000円
2回目以降 状態に応じた施術+フォーム調整(約30〜50分) 12,000円
※ 自費施術です/現金・各種キャッシュレス対応可
※ 症状に関わらず、初回・2回目以降も同一料金です。

ご予約

どのようなかかとのお悩みがあるかお聞かせください。

よくあるご質問

まずは病院に行った方がいいですか?
はい。医療機関での診断・治療方針の確認が前提です。当院は診断や治療を行いません。医療の方針に沿い、体の使い方を整えるケアを担当します。
運動はいつから再開できますか?
再開時期は医療機関の指示が優先です。当院では荷重・着地のコントロールを整えたうえで、段階的に運動量を上げる計画をご家族と共有して進めます。
家でできることは?
三点支持の立ち方、足趾のやさしい運動、股関節主導の歩き方など、日常で続けやすいフォームをお伝えします。強い痛みがある時は無理をしないでください。

アクセス

豊見城市を中心に、沖縄南部をはじめ中部・北部からも多くの方にご来院いただいています。

ページ上部へ戻る