肘が痛くなる人の多くは、腕だけで仕事・家事・スポーツをしている傾向があります。
全身を使って行うと、各関節の負担が少なくなります。
重い物を持つときでも、腕だけでなく、 腰から背中を使って体全体で持つようにすると、 肘や肩への負担が少なくなります。
また現在はパソコンの普及により、 一日中キーボードをたたいたり、マウスを動かしたり、 スマートホンを多くいじったりして、 細かい腕や手首の動きが肘を痛める要因になっています。 長時間の利用によって、姿勢も悪くなります。
姿勢が悪いため、どうしても腕だけの力に頼りがちになることが多いのです。
痛い場所付近のマッサージのみ、湿布、ストレッチ、注射、サポーター
整形外科勤務で培った理学療法の技術を用いてひじ痛改善を目指します。
Q上腕骨外側上顆炎に理学療法は有用か?
A理学療法を強く推奨する.
上腕骨外側上顆炎診療ガイドライン 2019
当院では、肘の痛みが起こる原因が単に筋肉の疲労が蓄積されたものだけではないと考えています。体のバランスが崩れたり、長年患部や患部以外にもストレスがかかった結果肘に痛みが出ていることが考えられます。
筋肉・腱・関節に負担をかけない為には、身体の歪みを整えていく必要があります。身体の構造(姿勢・ゆがみ)を整えることで、機能(筋肉の緊張緩和・関節の可動域)が回復していきます。
スポーツの中でも特に手で何かを使って行う球技、野球やテニス、ゴルフといったスポーツに多い症状ですが、(野球肘・テニス肘・ゴルフ肘など、)家事や育児といった日常生活の中でも痛めることがあります。
肘関節は曲げたり伸ばしたりするだけではなく、内側や外側に回すといった特殊な動きも行うため、複雑な構造をしています。そして日常生活の動作の中でも非常に重要な箇所です。長期間にわたって肘を使うことが多かったり、重たいものを持ったりして負荷をかけていたりした場合は骨格の変形が疑われます。
デスクワークやスマホなど細かい動作を長時間・長期間にわたって行うことで、姿勢の悪さから神経への負担や腕の筋肉への負荷によって痛みを感じることもあります。
どの場合でも一度は病院で検査を受け、骨格に変形などの異常がみられないか検査してもらいましょう。病院で異常が発見されなかった場合は、骨格の歪みや筋肉の硬さなどから炎症を起こして痛みが出ている可能性があります。
外側上顆炎(テニス肘)は、通常、じっとしている時にはあまり痛みがなく、「手首を反らせる」「内外にひねる」「指を伸ばす」いうような手首を使った動作を行った時に肘の外側に痛みが起こるのが大きな特徴です。
日常生活では、「物をつかんで持ち上げる」「ドアノブを回す」「タオルを絞る」「キーボードを打つ」などの動作をしたときに強い痛みを感じます。
症状の現れ方には個人差があり、急に強い痛みが出る場合もありますが、じわじわと痛みが強くなることもあります。
腕は、日頃良く使う部分だけに一度発症するとなかなか治りにくいこともあり、症状が進行してしまうと安静にしていても肘にジンジンとした痛みが続くようになります。
外側上顆炎とは反対に上腕骨の内側にある内側上顆といいう部位に炎症が起こる症状をいいます。
ゴルファーに多くみられるためゴルフ肘とも言われています。オーバーワークや過度に力が入る、スイング時にダフったり繰り返される筋肉への疲労の蓄積が原因とされています。
スイング時などに痛みが伴うケースが多いのも特徴の一つで
。「整体」というと骨をボキボキ鳴らすので痛そう、怖いと言うイメージをお持ちの方が多くいらっしゃいますが、当院の施術は無理に身体を捻じってボキボキ鳴らすようなことはしません。
肘痛の原因がしっかりわからず施術をしてはあまり意味がありません。 単なるマッサージだけでも、すぐに元の状態に戻ってしまいます。 当院では何が原因で肘痛になっているのか?をしっかり検査をして施術を進めていきます。 わかりやすい説明をすることを心掛けます。
痛みのある肘だけにアプローチをしてもなかなか良くなりません。なぜなら肘が痛いのは結果であって原因ではないからです。
当院では肘、手首、肩関節に加えて背骨周囲に関わる筋肉や股関節、足首の筋肉の緩和操作を行い、全身の関節可動域を上げ、肘への負荷を軽減させていきます。
もちろん施術をして楽になるとは思いますが、日ごろ何気なくしている癖、動作が肘痛になっていくことも多いです。 めがね先生の整体院では施術の効果を高めたり、早期回復していただくために日常生活などのアドバイスを行っております。