薬の使用などで一時的に痛みがおさまっても、また繰り返してしまい、解決にはなりません。つらい症状、根本からの改善を一緒に目指しましょう。
まずは病院への受診をおすすめします。当院の整体は機能性月経困難症に有効です。定期的に通っていただくことにより徐々に痛みが軽減していきます。
機能性月経困難症(強い子宮収縮が原因)
器質性月経困難症(子宮や卵巣の病気が原因)
肩こりや腰痛はもちろん、生理痛やPMS、生理周期の乱れなどの原因は「血行不良」であることが多くあります。特に女性特有の不調は骨盤腔内(主に下腹部)の血行不良が原因かもしれません。
生理中に分泌される物質が子宮の筋肉をを過剰に収縮させることによって起こると考えられています。
生理時に限らず痛みがある場合、また不正出血があり痛みが増幅していく場合は、子宮内膜症や子宮筋腫などの可能性もあるので、婦人科を受診しましょう。
東洋医学では、冷たいものの食べ過ぎや飲み過ぎ、またからだが冷えると、気・血・水の流れが滞り生理痛が生じると考えます。痛みは血のめぐりが悪い状態では悪化しますが、あたためると軽減します。生理痛はストレスから肝気のうっ滞が起こって生じることも。気・血・水の流れを改善する必要があります。
生理の1~2週間前から起こる精神的、または身体的な症状で、生理がはじまるとおさまります。
身体的症状は、下腹部痛、頭痛、乳房痛、腰痛、むくみ、体重増加、にきび、食欲亢進、便秘あるいは下痢などです。精神的症状には、怒りやすい、憂鬱、緊張、疲れやすい、集中力低下などがみられます。アルコール、塩分や脂肪分など、症状を悪化させるものを控え、質のよい睡眠を確保することが必要です。
東洋医学では、停滞しがちな気・血・水の流れをよくし、ストレスを解消して気のバランスを整えることが大切と考えます。
生理周期が38日以上の場合は、精神的ストレスやダイエットによる栄養不足、過労やスポーツのし過ぎなどでホルモンバランスが崩れ、卵巣の働きが低下していることも考えられます。
東洋医学では生理不順の原因として、からだのなかに冷えが入り込んでいないか、からだの栄養分の血が不足した状態や、肝気のうっ滞による血行障害がないかを考えます。ストレスによる気・血の流れの停滞、冷たいものの飲食過多、肥満傾向の冷えやのぼせ状態があれば解消する必要があります。
月経によって栄養を余分に消耗し、身体に負担がかかるにも関わらず、人間の女性には他の動物よりも多く月経周期が来ます。この珍しい生物学的プロセスの意味を下の動画で説明しています。
※ご視聴の際は、音声が出ますのでご注意下さい。
東洋医学では、からだは「気・血・水」の三つの要素で出来ていると考えます。
「気」は、生命活動の原動力となるものであり、「気」によって「血(栄養素や血液)」と「水(体液などの水分)」が全身に滞りなく運ばれることで健康が維持されています。
「気・血・水」はいわば生命を支えるエネルギーです。その通り道は「経絡」といい、全身に張り巡らされています。
私たちのからだは、ちょっとした心身の変化によってもひずみができ、そのひずみが原因となり経絡上でエネルギーの流れが滞ると、不調が引き起こされます。
当院の施術は「気・血・水」を全身にスムーズに流し、生理痛やPMS(月経前症候群)月経不順の原因となる「冷え」などを改善させます。