体の力を抜く方法（コツ）

Q 体の力を抜く方法（コツ）が知りたいです。

日頃の疲れやストレスからくる無意識の緊張を和らげるために、体の力を抜く方法を教えていただけないでしょうか？

体がリラックスできているか確認する方法もあれば、教えていただけるとうれしいです。

普段から無意識に力が入っている感覚があり、特に部活中にはコーチから「肩の力を抜け」と指摘されることがあります。

しかし、自分ではどのように力を抜けば良いのかが分からず悩んでいます。

「ゆったりとした音楽を聞く」「アロマをたく」「寝る前にホットミルクを飲む」といったリラクゼーション法もありますが、具体的で分かりやすい方法で、「この姿勢は力が抜けているな」と感じられるポイントがあれば、教えていただけるとありがたいです。

どのような状態で体の力が抜けているのかも理解したいです。

よろしくお願いいたします。

A 回答

体の力を抜く方法は、協力者と一緒に行うトレーニングで、ここでは「八光捕り」と呼ばれる方法を紹介します。

1.パートナーとのポジション

お互い正座して、あなたは両手を膝の上に置く。

パートナーはあなたの手が上がらないように両手首を膝に向かって抑える。

最初は軽い力で始める。

2.体の力を抜く動作

あなたはその状態から、両親指を耳の方まで持っていく。

体の力が抜けていれば、パートナーは相手の力感が感じられず、抑えることが難しくなる。

3.呼吸と姿勢のチェック

力が抜けている場合、呼吸は乱れず、姿勢も崩れずに楽に動作できる。

力が入っている場合は、呼吸が止まり、姿勢が前のめりになるなど感じられる。

4.反復トレーニング

上記の動作をひたすら反復する。

常に心をフラットな状態に保つことがポイント。

このトレーニングを通じて、体の感覚を磨き、力を抜く感覚を身につけましょう。

これによりスポーツパフォーマンスの向上や、肩や腰、肘、膝、足首などのケガ予防につながります。

技術の習得には時間がかかるかもしれませんが、コツをつかむと身体の変化を実感できるでしょう。

なぜ緊張は熟練したパフォーマンスを損なうのか？

※ご視聴の際は、音声が出ますのでご注意下さい。

整体に通う目安

正しい状態に完全に戻すためには、初めに続けて3～5回（1週間に1回のペース）の施術がおすすめです。

これは、短期間に集中して施術を行うことを指します。

人間の体は本来、正常な状態に戻ろうとする働きがあります。

しかし、歪みや不調が長く続くと、その歪んだ状態が「普通の状態」となり、これを治すには何度かの施術が必要です。

この悪循環を断ち切り、良い状態を定着させるためには、初回から続けて3～5回（1週間に1回のペース）の施術が大切です。

改善が見られた後は、良い状態を維持するために月に1～2回程度のメンテナンス整体にシフトします。

初回施術から時間が空いてしまうと、身体が元の悪い状態に戻る可能性があるため、定期的なケアが重要です。