中2の男子で、陸上をやっています。
最近走ると、膝の下が少し痛くなります。
今日整骨院に行ったところ、オスグッドだと言われました。
何かアドバイスがありますか?
オスグッド病は成長期の青少年によく見られる症状で、特にスポーツをしている方に発症しやすいです。
子供や思春期の成長期に、骨が急速に成長します。
この成長に伴い、筋肉や腱が同じペースで伸びず、脛骨結節(膝蓋骨の下にある骨の部分)に過度なストレスがかかります。
スポーツや運動活動において、特に跳躍や走行などで膝の腱に過度な負荷がかかると、それによって膝の腱が引っ張られ、脛骨結節が炎症を起こす可能性があります。
膝周りの筋肉が不均衡な状態になることが、オスグッド・シュラッター病の発症に関与することがあります。
例えば、大腿四頭筋と脛骨腱のバランスが崩れることがあります。
痛みを感じる場合は、安静にして膝に氷を当てることが大切です。
これにより炎症を抑え、痛みを和らげる効果があります。
腿の前側の筋肉を重点的にストレッチし、太ももの筋力を強化することで負担を軽減できます。
同時に、正しい体の使い方を意識してください。
サポーターや膝のサポートをする装具を使用することで、症状の緩和が期待できます。
当院では、正しい体の使い方や姿勢の改善に焦点を当てた整体療法を提供しています。
これにより、症状の改善や将来の予防が期待できます。
大会が近づく際には、過度な負荷を避けることが重要です。
痛みを感じる場合は無理せず、早めに治療を受けることが望ましいです。
ただし、個々の状態によって適したアプローチが異なります。
専門家に相談しながら、適切な治療やケアを受けることが大切です。
初めに医師の診断を受け、専門的なアドバイスを得ながら、お大事になさってください。
正しい状態に完全に戻すためには、初めに続けて3~5回(1週間に1回のペース)の施術がおすすめです。
これは、短期間に集中して施術を行うことを指します。
人間の体は本来、正常な状態に戻ろうとする働きがあります。
しかし、歪みや不調が長く続くと、その歪んだ状態が「普通の状態」となり、これを治すには何度かの施術が必要です。
整体後も、体が元の状態に戻ろうとすることがあります。
この悪循環を断ち切り、良い状態を定着させるためには、初回から続けて3~5回(1週間に1回のペース)の施術が大切です。
改善が見られた後は、良い状態を維持するために月に1~2回程度のメンテナンス整体にシフトします。
初回施術から時間が空いてしまうと、身体が元の悪い状態に戻る可能性があるため、定期的なケアが重要です。