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良い姿勢はからだの軸をつくることでできる

からだを弛めた後は軸をつくる必要があります。 軸がゆがんだままだとゆがみを補うためにからだを緊張させてしまうからです。

では軸とはどういうものでしょうか?

日本の武道でそれは「正中線」、「中心線」と言います。

野球やゴルフなどのスポーツ界では「軸」、「体軸」、「身体軸」と言います。

バレエやダンス、スキーなどの世界ではこれを「センター」と言います。

いずれにしてもその道の達人たちが言う 「からだの中心を通り天地に伸びた一本の線」のようなものを軸と言います。

矢状面の歪み

この軸がしっかりした人の代表としてイチローやマイケルジョーダンがいます。

両人共に芸術的なまでに美しい姿勢を持っています。それはこの軸がしっかりしているからなのです。

軸のゆがみは姿勢のゆがみ・・・

逆に姿勢が悪い人は軸もゆがんでいます。
この軸のゆがみがひどくなるほど姿勢のゆがみもひどくなります。

矢状面の歪み

このように軸がゆがむと側湾や肩の左右差、骨盤の ゆがみや頭の傾きなど様々な姿勢の癖が出てくるでしょう。

まっすぐな軸をつくるためには?

ではどうすれば軸を作ることができるのでしょうか?

軸をしっかりつくるためには2つの手順があります。

  • まっすぐな軸の感覚をつかむ
  • 柔軟な軸をつくる

まっすぐな軸の感覚をつかむ

まずはまっすぐな軸の感覚をつかむ必要があります。どのようなからだの状態がまっすぐなのかをつかむのです。

正しい姿勢がどんな姿勢かわからない人にとっては、正しい姿勢をつくるのは難しいことでしょう。

同じようにまっすぐの感覚がわからないと自分でまっすぐの軸はつくれません。

柔軟な軸をつくる

次に無駄な力みのない柔軟な軸をつくる必要があります。

軸がまっすぐにみえても棒のように硬くて力みのあるまっすぐな軸では物事に対して柔軟に対応できません。

イチローやマイケルジョーダンを見てもわかりますが、柔軟な軸には無駄な力みがなく、からだは弛んだ状態になっています。

軸をつくるときに大切なのは余分な力みを削ぎ落としていくことです。

力みに対して力みで対抗してまっすぐの形をつくってもその後に腰痛や肩こりが起こるばかりです。

ただでさえ力みで軸がゆがんでいるのにそれをさらに上回る力みを入れるので痛くなって当然なのです。

当院の施術で正しい軸を作る

当院の施術は体の力をゆるめることをとくに重視して行っています。

施術で余分な力みを取り除いた後に歪んだ軸を正しい軸に矯正します。

ですが、せっかく矯正した軸も、誤った意識のままでいるとすぐに歪んでしまいます。

ですので、一度正しい軸に矯正した後は、ご自身で正しい感覚を覚え、それが消えないように努力することが大事です。

こういった感覚は、しっかり身に着くと簡単には無くなりません。それは小さいころに乗れるようになった自転車が、何十年たっても乗れる感覚に似ています。

自転車もはじめはたくさん転んだと思います。それと同じで、体の感覚も反復して身に着けるのです。

その為の施術とアドバイスを致します。