沖縄めがね先生の整体院

沖縄の「めがね先生の整体院」は、正しい体の使い方を覚えて、腰痛・肩こり・姿勢の悩みを根本から改善へ導く整体です。

八光流 皇法医学

皇法医学とは

皇法医学は、東洋医学の経絡と「気・血・水」を手がかりに、からだを全体のつながりとして読み解く考え方です。局所だけでなく、姿勢・呼吸・重心・手足の配分連動の整合性に注目します。

皇法医学の視点:3つのキーワード

1)経絡 ― つながりの地図

経絡は、からだ全体を縦横に結ぶ「通り道」の概念です。局所ではなく、どこで力みや偏りが生じ、どこへ波及するかを俯瞰するための地図として扱います。

2)気・血・水 ― 調和をみる物差し

3)全体性 ― 動きとしての整合性

立つ・歩く・持つ・振るなどの動作が、呼吸・姿勢・重心・連動として一貫しているかを観ます。部分に焦点を当てつつも、常に全体へ戻すのが特徴です。

連動の途切れが起きると、どこかの過剰な働きで補う代償が増えやすくなります。

経絡図

経絡図は、からだを局所ではなく全体の通り道として俯瞰するための“地図”です。

経絡図

当院での活かし方(見立て → 指導の流れ)

用語ミニ解説

経絡(けいらく)
全身をつなぐ通り道の概念。局所と全体の関係性を捉えるためのフレーム。
気・血・水
活動の原動力・めぐり・潤いの3観点。バランスの偏りを言語化するのに用いる。
連動
手足の動きが、体幹や呼吸と自然に噛み合い、無理なく伝わる状態。
代償
ある部分の過剰な働きで他を補うこと。短期的には便利でも、長期の質を下げやすい。

よくある誤解(当院の考え方)

Q&A

Q. 皇法医学を一言で言うと?

A. 「からだをつながりとして見る考え方」です。経絡=つながりの地図、気・血・水=配分の物差し、という理解で使います。

Q. どんな場面で参照しますか?

A. 立つ/歩く/持つ/振るなどの基本動作を観察するときの見立てのフレームとして参照します。局所ではなく全体の整合性を確認するためです。

Q. 当院の他ページとどう関係しますか?

A. 「当院の整体理念」や「体の使い方」に関する各ページの背景理論のひとつであり、 姿勢・呼吸・重心・連動を整理していくための“橋渡し”となる内容です。

Q. どんな人におすすめですか?

A. 「部分の不調が局所でも、結局は全体の使い方が影響する」と感じている方、動作の質を上げたい方に、理解の手がかりになります。

八光流柔術と皇法医学

皇法医学の習得には、八光流柔術の稽古が前提とされます。

理由は明快で、患者さんの身体のつながりに働きかけるには、精密かつ繊細なコントロール能力が必須だからです。

なぜ柔術の稽古が必要か(要点)

臨床への橋渡し

※本ページは思想・用語・見立ての枠組みに関する紹介です。医療的な診断・治療が必要な場合は医療機関をご利用ください。

所縁

経絡にもとづく見立ての枠組みで知られる八光流 皇法医学の思想と、 古武術八光流柔術の「最小で最大」の原理を踏まえ、当院の身体教育(姿勢・呼吸・重心・連動)の整理に活かしています。

二代目宗家 奥山龍峰 先生のもとで修養を重ねました。

二代目宗家 奥山龍峰 先生

八光流 二代目宗家 奥山龍峰 先生と

八光流柔術の稽古風景

八光流の稽古 参考イメージ

書籍

八光流の紹介書籍

動画