「卵子は老化していく」という言葉がよく聞かれるようになったため、35歳以上の自分には高度生殖医療である、人工授精や体外受精でしか妊娠できないと考えるようになった方は少なくないと思います。
また、最近ではAMHという卵巣年齢を測る検査などもよく行われるようになり、この検査で卵巣年齢が高いといわれると、とくにそういう傾向に陥ります。また、一度高度生殖医療を経験した方はとくに、高度生殖医療だけが妊娠に近付く道だと考えるようになりがちです。
たしかに、体外受精などの高度生殖医療によって、これまで妊娠が困難だったケースでも妊娠が可能になったのは事実です。しかし、年齢だけが理由で体外受精に踏み切る必要はなく、体外受精で妊娠しなかったカップルが治療を一旦お休みしたら自然妊娠したというケースは少なくありません。
当院においても、不妊治療で赤ちゃんを授からなかった方が、定期的に当院の経絡療法と整体を受けているうちに妊娠するケースが数多くあります。
あなたのお悩みが解決できますように、おひとりおひとりに合わせた施術法でからだ全体の機能を調えていきます。
当院で行う自然療法は、徐々に体質を本来のバランスのとれた状態へ導いていくことを基本としています。投薬や手術と違って短期で劇的な変化はないかもしれませんが、妊娠するということは「良い卵子をつくる」ことがカギなので体質改善は大切です。
体質改善をするにはやはり定期的に継続した治療を行うほうが結果がでやすいと思います。通院される頻度が2週間に1回や1ヶ月に1回だと体質はなかなか変わりません。
排卵のサイクルが一般的に約28日周期であり、また、長年の生活習慣で出来上がったものを変えるには、早くても3ヶ月~6ヶ月ほどの期間が必要になります。もちろん、これよりも早く妊娠される方もいらっしゃいます。
まずは週に1回の施術を3か月受けてください。
初回から施術間隔があいてしまうと、身体が施術前の悪い状態に戻ろうしてしまいます。
良い状態が保てるようになるまでは定期的にご来院ください。
東洋医学では気血水のバランス、経絡の流れから疾患を考えます。特に不妊症では気血と経絡が重要です。
「気」
気と言ってもそんなに特別なものではありません。体全体の調和、機能、生命力などをさします。子宮の機能なども気です。
「血」
血液はもちろん「体の質」も含みます。不妊症の場合は子宮内膜の質も重要な「血」の要素です。
「経絡」
経絡とは、体の中に流れる川のようなもので、全身を巡って、エネルギーを隅々まで届けていると考えます。用水路の流れを止められた田畑には、良い作物が育ちません。
それと同じように、この経絡の流れが悪くなると、用水路の流れを止められた田畑の様に、体はうまく働かなくなってしまい子宮に気血が十分にいきわたらないため妊娠しにくくなると考えます。
当院では皇法指圧という特殊な指圧法で気血水のバランスを整えます。
当院での施術は、病院の治療を妨げるものではないため、併用して利用していただけます。
卵管が詰まっている、細胞変異がある、精子の数が極端に少ないなど、病院での治療が必要な場合も多くあります。
病院では専門治療をしてもらいながら、当院を利用して妊娠しやすい身体を手に入れるというように、不妊施術をお役立ていただければと思います。
病院で検査をして異常がある場合でも妊娠する方はおられます。 検査で異常が無くても妊娠しない方もおられます。 どちらの方にも当院の不妊整体を受けていただきたいと考えています。
「不妊」というと女性だけの問題と思われがちですが、決してそうではありません。
WHO(世界保健機関)の1998年の発表によると、不妊原因が男性のみにある場合が24%、女性のみの場合が41%、男女ともにある場合が24%、不明が11%とのことです。
原因の割合は男性と女性で半分ずつなのです。それを理解されず苦しんでおられる方も多くおられます。精液検査で異常なしと診断されても、肥満や胃弱、ストレスなどで精子の運動率が下がっている場合があります。ぜひカップルで治療を受けましょう。
※ご視聴の際は、音声が出ますのでご注意下さい。
スマホで精子をセルフチェックできるサービス「Seem(シーム)」
男女共に妊娠を「自分ごと」として認識してもらうための第一歩として、男性の妊活参加ハードルを低くすることを目的に作られた製品だそうです。
いきなり「病院に行って調べてみる」ではハードルが高いと感じる男性も多いため、まずはこういった方法からでもいいのかもしれません。
<公式サイト引用:本サービスは、精液簡易測定ツールです。医療機関での診断に代わるものではなく、また、確定的な診断を行うものではありません。必要に応じて医療機関を受診するようおすすめいたします。>
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
妊活をされている方にとっては、何をどうすれば良いか分からなくなって、先の見えない真っ暗闇の中にいるような気分になることも多いかと思います。
薬の副作用で腹痛や吐き気が出ることもあり身体的、精神的に辛い日々を過ごしている方も多いでしょう。
妊娠できないことへの不安で、相当なプレッシャーを感じていることでしょう。
でも、妊娠できないのはあなたの責任ではありません。
あなたが赤ちゃんを抱きたいという願いに一歩ずつ近づいていけるよう、心をこめてお手伝いいたします。